• スポーツヘルニアとは鼠径部に痛みを起す病気であります。鼠径部とは左右の大腿部の付け根にある溝の内側にある下腹部の中央にある三角形状の部分を言い、解剖学的には恥骨の左右の外側・股関節の前方部にあたります。
スポーツヘルニアとは、左右両サイドの恥骨を結合する軟骨円板の運動ストレスによる炎症であり、スポーツによって発生することが多い障害です。
しかし、実際には腸が脱出することではありません。

• 一般的には、運動の際によく痛みを感じますが、運動後にもっと激しい痛みを感じることもあります。咳きをしたり、シットアップをする時、鼠径部を押し付ける時に激痛を感じます。
既往症の問診や診察だけで正確な診断ができます。
超音波検査やCT、MRIなどの検査は他の病気を観察するのに、役に立ちますが、スポーツヘルニアの診断にはあまり役に立ちません。

スポーツヘルニアの唯一の治療法は手術であります。ダメージを受けて破れた筋膜を縫合しする手術をします。リハビリを試すことも多いようですが、薬物療法やリハビリだけでは再発する確率が高いです。

薬物療法やリハビリを行ったとしても運動を再開すると再発しやすいため、スポーツヘルニアと確定診断された場合はできる限り早く手術を受けることをすすめます。根本的な治療が遅れることによって損傷の程度が大きくなって、ヘルニア周辺の筋肉や靭帯にも損傷を与えるおそれがあります。

スポーツヘルニア手術は局所痲酔をかけて行なうため、初診の日にも手術が可能です。
手術のまえに予約をすることをおすすめいたします。
簡単な血液検査やヘルニアの部位を確定診断するために超音波を行ないます。
禁食をする必要はありません。

痲酔
鼠径部の直径５ｃｍの範囲で局所麻酔薬を注射し、すぐ手術に入ります。

姿勢
手術の際、仰向けになって消毒された手術用の布を手術される部位を除き被せた状態で手術を行います。

手術にかかる時間
約30分ぐらいかかります。

局所痲酔の薬の注射を打たれる際のみ少し痛みを感じる程度で、手術後にも患者様が一人で
病棟に歩いて戻ることができます。
手術の当日は少し痛みを感じますが、鎮痛剤を打たれる方は少ないです。
手術後、翌日から、歩くときちくっとする痛みがあります。

スポーツヘルニアの手術後の結果は100％の成功かあるいは100%の失敗と簡単に判断するには無理があります。多くの論文でも手術後の結果を運動能力の回復程度で判断しています 要するに、スポーツヘルニアが出来る前の運動能力と手術後の運動能力を比べ、その結果を出しております。論文を全部まとめた結果、60~97％まで運動能力が回復したと報告されています。

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片側	260,000ウォン	110,500円
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